遷延治癒

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 加害者の黄中は敵としてみなす事を決めた訳ですが、当面はロードバイク修理代の請求よりも自分の怪我の治療が最優先事項です。

 治療内容は骨折した左手に対しての超音波照射と、腰の牽引、温熱療法及び電気治療を行います。通院日のうち週1回はリハビリ担当の先生による施術で、残りの日は機械による治療です。

 骨折の治療は、基本的に保存療法(ギプス固定)です。動かないよう固定して骨のヒビが癒着するのをひたすら待ちます。ギプスは水で濡らすと固まる包帯タイプで、左手の肘付近から指先までほぼ完全固定となりました。

 一応指先は動くので、物を掴んだりする程度は可能です。通気性はそれなりに確保されていますが、夏場は蒸し暑くなると思います。
 ギプスを外すことができるのは診察と検査の時だけなので、それ以外の期間は体を洗ったりはできず、控え目に言ってあまり良い香りはしません。

 骨が癒着するまでは手のリハビリはできないため、骨に超音波を当てて癒着を促進する治療のみです。この治療は健康保健の適用対象外で、本来は治療費が全額自己負担となる治療だったのですが、三河ダイレクトの道下氏にお願いして全額支払ってもらえることになりました。

 腰の治療は、施術台に寝てリハビリ担当の先生が脚を上下左右に回したり伸ばしたりて動かす施術で、痛めた首肩腰のストレッチや筋肉を解すマッサージを行うものです。

 機械治療は、歯医者の診察台のような機械に寝て行う強制ストレッチ運動です。そのほかホットパックという温水で温めたベルト状のカイロを腰に巻いて10分位温める治療もあります。

 以上のような治療内容で、平日に週3~4日のペースで鈴木整形外科に通院します。
 土曜日はなるべく通院日から外すようにしました。通院は仕事後にさらに時間をかけて行う残業にしか思えなかったので、土曜日まで通院してしまうと「オフの日」が週1日だけになり、気が滅入ってしまうと考えたからです。

 ヒビが入った程度の骨折であれば、通常は1か月程度でくっつくと先生から説明を受けていました。1か月はギプス固定で我慢して通院して、ギプスが外れた後に1か月くらいリハビリをすれば、8月上旬にはロードバイクに乗れるようになる見込みです。その日程なら9月中旬のイベント「ツールド東北」参加に余裕で間に合うぞ、やったね!と思っていました。
 ところが、

「まだヒビが残っているねぇ」

 検査で撮ったレントゲン写真を見て先生がそう仰るのです。
 ヒビの大きさはある程度縮小しているものの、癒着があまり進んでいないとのこと。要するに予定通りくっついておらず、医療用語で治癒が進んでいない事を意味する「遷延治癒」の状態です。

 今回の骨折箇所は血流の少ない箇所であるため、自然治癒が進みにくい場所だそうです。このまま安静にしていれば治る見込みは十分あるものの、どれだけ時間がかかるか分からないし、早く復帰したいなら手術という選択もあると言われました。

 手術はチタン製のスクリューボルトを骨に直接埋め込んで、ネジを締める力で骨同士を密着させてヒビの隙間を埋めるものです。手術をすれば術後数日でギプスが外せて、直ぐにリハビリが開始できるのがメリットです。

 しかし手術にはリスクが伴います。特に指先は神経が多く通っている箇所で、手術の影響で何らかの後遺症や感染症が起きる危険がゼロではありません。

 イベント開催日までまだ時間はあるので、手術を受けるかどうかは一旦保留にしてもう少し様子を見ることにしました。
 とはいえいつまでも保留にできる訳ではなく、9月のイベント参加に黄信号が灯ってしまいました。

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