保険会社から連絡があったら

 修理費などの請求は、被害者が資料を揃えて損害額を計算し、請求書を作成して相手方に請求を行うのが本来の流れです。

 しかしながら、保険会社が示談交渉の相手先である場合、保険会社から請求用の書類を被害者に送付し、返送された書類をもとに保険会社が損害額を計算して金額を提示することが一般的に行われています。

保険会社と示談交渉を開始する

 示談交渉は保険会社の担当者が直接訪問して交渉するような事はあまり無く、被害者が大怪我を負うような事故でなければ、電話と郵送による書類のやり取りが基本です。

 どのように交渉を進めるかは保険会社や担当者によって様々ですが、修理費の交渉を先に行うか、過失割合の交渉を最初に行うか、あるいは両方を同時に行うかのいずれかかと思います。

 修理費の示談交渉は、保険会社が請求用の書類を郵送してきますので、書類に記入をして返送するのが基本になります。

 過失割合の示談交渉は、事故状況の資料や「判例タイムズ」のコピーなど資料を送付して、被害者に過失割合の了承を求めるという流れになります。

調査員が調査に来る場合もある

 破損した自転車がハイグレードのロードバイクで、損害額が高額になりそうな場合は、保険会社が被害物品や事故状況の確認を求めてくる事があります。

 保険会社または保険会社から依頼を受けた調査会社のアジャスター(損害調査員)が派遣され、現物の確認や事故状況の聞き取り調査などを行います。スムーズな支払いを受けるために必要ですのでなるべく協力はしましょう。

何が請求できるか(物的損害の請求)

 交通事故により破損した「物品」の全てです。怪我の治療費や慰謝料は対象外ですので別途請求します。

・請求できるものの例

費目 品目 記載する内容
車両本体

修理費

関連費用(修理見積費、防犯登録費)

品名・型番・購入価格・購入年月日・修理見積額

車両装備 サイクルコンピューター、スピードセンサーなど後付けの装備品全て 品名・型番・購入価格・購入年月日
着衣類 ヘルメット、衣服(ジャージ・グローブ等)、シューズ、アイウェア、心拍計など身につけていた物品全て

品名・型番・購入価格・購入年月日

※眼鏡・コンタクトレンズは除く

 その他 交通費・車両運搬費(自走不能時の電車・タクシー代)  金額(要領収書)

(※眼鏡について:日常生活で身に着けている装身具は「人身損害」の請求対象になりますので、ここでは対象外です)

保険会社に書類を送付する

 保険会社から送られてきた請求用の書類に、壊れた物の一覧表を作成して記入してください。購入価格が分からない場合は、ネット上の販売価格またはカタログ価格(メーカー希望小売価格)を記載してください。

 修理見積書のコピーや、そのほか保険会社が求める資料も一緒に用意し、書類が完成次第保険会社に郵送してください。

 次の記事では、保険会社の賠償額提示後の対応とロードバイクの時価の算定(減価償却)について説明します。

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