保険会社が被害者にしてくれることは何か?

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保険会社の立て替え払い

 治療費などの損害賠償金の支払いは、法律上の決まりでは、被害者の治療が終了して全ての損害額が確定し、支払金額について当事者双方が合意した後に一括で支払うこととされています。示談が成立するまでの間は、加害者が金銭を支払う義務はありません。

 しかし、法律の決まりだからといって現実にそのような対応をすれば、被害者は金銭面で大きな負担を強いられることになり、被害者が激怒して話し合いをまとめることが困難になります。

 そこで保険会社は、今後の話し合いをスムーズに進めるために、治療費をはじめとする費用の一部を、加害者本人に代わって立て替えや内払いの形で先に支払いを行ってくれます。

先に支払いが受けられる費用

 保険会社から先に支払を受けられるのは一般的に次の費用です。

1.治療関係費

  •  医療費(診察、検査、入院、手術費、薬代など)・通院交通費(電車・バス・タクシー・自家用車)など

2.休業補償

  •  仕事を休んだり収入が減少した事に対しての補償

3.その他費用

  •  保険会社との交渉次第になります。

 (例:通勤通学で追加支出が必要になった電車・バス・タクシー代など)

支払いの時期

1.医療費

  • 多くの場合保険会社から病院に直接支払われます。特に手続きは必要ありません。
  • 保険会社からの支払いを受け付けない医療機関や、薬代、装具費用は領収書の郵送と引き換えで口座振込になります。

2.通院交通費及び休業補償

  • 毎月末締めとして、請求により1か月分をまとめて支払うという運用が多いようです。

先払いを認めない事がある

 保険会社から全ての費用を先払いしてもらえる訳ではありません。

 むしろ保険会社は安易に内払いを認めず、対象となる範囲は非常に狭いと思ってください。あくまで保険会社の内部規定と裁量の範囲で行われる任意のサービスです。期間が長引いた場合は支払いが停止されることもあります。

 また、先払いを受けた金額は、示談成立後の賠償金支払い時に既払い分として支払額から差し引かれます。先に現金を受け取っていても、あくまで仮の支払いであり、精算時に目減りする可能性があるお金です。

先払いを拒否された費用について

 保険会社が先払いを拒否した費用は、今後一切支払ってもらえない訳ではありません。正当な費用であれば、一旦自腹で立て替えて、最後の精算時に請求することができます。

 金銭的負担が生じて納得できないかもしれませんが、法律の決まりなので仕方が無いことです。

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