第1回ロードバイク交通事故脳内作戦会議

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 一般的な交通事故処理の流れは、事故翌日からインターネットの交通事故関連サイトを複数読んで、一通りの知識は仕入れました。
 それに加えて、処理の流れを正しく把握するため、プロである弁護士の法律相談に行くことにします。

 市内に交通事故を扱っている弁護士事務所が10件くらいあったので、駅に近い事務所に電話で予約をします。平日の夜間でも相談可能で、相談料は初回30分無料です。1週間後の夜に予約が取れました。

 事務所では若手の弁護士の方に応対していただき、事故処理の流れについて資料を使って説明があり、

・今回の件は加害者が任意保険未加入だが、自分が加入する自動車保険の人身傷害補償保険から治療費の支払を受けられる
・治療費の他に、通院1日あたり保険約款で決められた額の保険金(入通院慰謝料)が保険から支払われる
・怪我の治り方次第だが、仮にリハビリも含めて6か月間通院した場合、最大で約60~70万円の慰謝料を受け取ることができる
・交通事故は、弁護士に保険会社との交渉を依頼すれば慰謝料の増額が見込めるが、人身障害補償保険は定額払いの制度なので、増額は見込めない

 といった内容の話がありました。

 治療と通院については、6か月程度通院した後に残存症状がある場合には、症状固定といって一旦治療に区切りを付け、後遺障害等級認定申請をした後、残存症状に対して保険金の支払いを受けるのが一般的とのことです。

 加害者との交渉や訴訟を依頼した場合の料金を聞いてみたのですが、着手金と報酬で約30万円と言われました。費用を差し引いてもマイナスにはならないが、手取り額が大幅に減ってしまうので、依頼は後遺障害等級認定の結果が分かるまで待ったほうが良いとのことでした。

 相談の説明により、治療費は三河ダイレクトの人身傷害補償保険で全額支払われ、さらに慰謝料も支払われることが分かり、金銭面の心配はほぼ無くなりました。加害者との交渉も、保険会社の担当者が代わりに行ってくれるので不要です。

 一方で、ロードバイクの修理費は人身傷害補償保険の範囲外で、三河ダイレクトの担当者が交渉をすることはできないため、私自身が交渉せざるを得ません。
 加害者は保険未加入なので、加害者の黄中と直接交渉する必要がありますが、相手は外国人で何を言われるか分かったものではありません。

 そして市営住宅が住所ということは、目ぼしい資産は殆ど無いことを意味しています。

 日本の法律では、裁判で勝訴したとしても、相手の財産がわからない、あるいは財産が無い場合は強制的に支払わせる方法が一切ありません。
 嫌な思いをして示談交渉をしたとしても、「金は無い、払わない」と開き直られた場合には、強制的に取り立てる手段が何も無いのです。

 探偵や興信所を使い加害者の財産や勤務先を調べるという手もあるにはありますが、高額な費用に対し失敗し回収不能で大赤字なるリスクが高すぎます。
 つまり、真剣に交渉をしても全く割に合わないのが明らかな状況です。

 ただし、加害者が刑事処罰を受ける可能性がある場合は、多少なりとも見込みはあります。

 人身事故では、被害者の診断書の治療期間が1ヶ月未満の場合は、原則として加害者は不起訴となり、刑事処分は行われないことがほとんどのようです。

 しかし、加害者が任意保険に加入しておらず、被害者に対して補償がされる見込みが低い場合には、起訴されて刑事処分の対象となる場合があります。

 加害者は外国人なので、前科が付くと滞在資格などの面で不利益となる場合もあることから、起訴を避けるため賠償金の支払いに応じる可能性も無くはありません。

 まあそんなに都合よく払う気になるかは分かりませんが、請求しなければ1円も払ってもらえないのは確実なので、先にロードバイクの修理費だけを請求することにします。
 全額は無理にしろ、ある程度払ってもらえればゼロよりは遥かにマシです。

 今の状況を整理すると、

・人身傷害補償保険により、既にある程度の補償は確保できている
・ロードバイク修理費を加害者に請求しても、素直に払ってもらえるかどうかは不明
・加害者との交渉は、支払い能力が無さそうなので真剣にやる価値は無い
・加害者は何も賠償をしていないので、刑事処罰を受ける可能性がある

 以上から、対処方針は次のように考えました。

<対処方針>
・治療費の対応は保険会社に全部任せる(加害者への請求も保険会社に任せる)
・月15日のペースで半年間通院し、保険会社から支払われる入通院慰謝料で最低限の補償を確保する
・ロードバイク修理費は人身傷害補償保険の対象外なので、自分で対応する
・加害者から強制的に取り立てができる見込みは無いので、真面目に交渉は行わず、修理費を請求するだけして放置し、相手が折れるのを待つ

 もしロードバイク修理代を払ってもらえなかったとしても、入通院慰謝料の70万円をロードバイク買い替え費用に充てれば、ある程度現金が残る計算にはなるので、全額自腹という最悪の状況は回避できそうです。

 被害が完全に泣き寝入りではない事が分かり、金銭面と精神面でとても楽になりました。
 あとはロードバイク修理代を加害者から払ってもらえるかどうか次第です。

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