加害者からの挑戦状

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 ところが請求書を郵送する直前に、携帯電話宛に知らない番号から電話がかかってきました。とりあえず電話に出てみると、相手は加害者本人ではなく、親戚と名乗る人からの電話でした。
 壊れた自転車の請求書を送って欲しいという事と、東京まで来るなら会って対応するという内容です。

 こちらに来るのではなく、東京まで来いという内容にそこはかとなく嫌な気分になりましたが、まあ一応払うという意志はあるようなので、そこは大人の対応で、言質を与えないよう最低限の会話だけをして了解の旨を伝えました。

 また、その人の話では加害者も脚を捻挫したとのことです。念のため保険会社に連絡しておきます。

 そしてロードバイク修理代の損害賠償請求書を郵送して1週間ほど経った頃、加害者の黄中から電話がかかってきました。

 加害者と電話で交渉することなど私にとって負担でしかありませし、先日送った請求書には「連絡や交渉は書面の提出で行ってください」と書いておいたので、それを無視して電話をかけてくる相手と話す気はないので着信は放置しておきました。

 すると、ショートメッセージでメールが送られてきました。

「こんにちわ!手紙読みました」

 人に怪我させておいてコンニチワは無いだろ・・・。まあ日本語の不自由な外国人ということで、生暖かい心で大目に見ておきます。

「日本語は得意ではないです。時間かかるけど返事します」

 外国人だから交通事故をあまり深刻に考えていないかもしれません。一応ロードバイク修理代を払うつもりがあるかどうか確認してみます。

「納得出来ない!」

 ああそうですか。では、賠償をする意志は無いと理解して良いですか?

「納得出来ない!」

 納得できないのなら専門家に相談して、どうぞ。
 通信終了。

 これが保険会社の担当者であれば、常識的な範囲で賠償の話をしてくるのでしょうが、無保険の個人しかも外国人では、まともな話にならないと想像はしていましたが、やはり駄目だったようです。

 今回の交通事故は、診断書の記載が全治4週間なので、一部だけでも賠償の支払いをしておかないと、加害者が起訴される可能性がある事件です。この前電話してきた親戚と名乗る人は、一応は話ができる人のようだったので、加害者がその人に相談して、払うよう説得される展開ももしかしてあるかな、とその時は思いました。

 そして請求書を送って3週間後、封筒入りの書面が届きます。
中身はおそらく行政書士のようなプロっぽい人が書いたような文書が色々書いてあったのですが、まとめるとこんな感じです。

・ぶつかってきたのはお前の方だ
・しかもそっちは50km/hで暴走していた、だから過失割合は50:50
・ロードバイクの時価は、ネット通販の最安値16万円から減価償却して12万円
・過失は5割だから6万円払う、それ以外の金は払わねえ

 だそうです。

 ( ゜Д゜)ポカーン
 完全にケンカを売られましたよ。

 市街地を50km/hで走行って、私はカンチェラーラですか?
 あの~、6万円ってクロスバイクしか買えない値段ですよ?
 壊れたカーボン製ロードバイクをクロスバイクと交換してやるから喜べ、と言われて首を縦に振る人なんていないし。

 店舗で購入したロードバイクを通販価格で計算するとかあり得ないし、そのネット最安値とやらは前年度モデルの処分セール価格で、しかも売り切れでとっくの昔に販売終了していたというオチまで付いてます。そんなものから計算するとか馬鹿にしているとしか言いようがありません。

 多分親戚の人とやらが代わりに書いたのでしょうが、加害者の黄中とグルになって挑戦状を叩きつけてきやがりました。事実上の支払い拒否宣言です。

 相手から申し出てきた事なので、自転車代の一部でも払ってもらえるかもと、少しは期待していた訳です。
 加害者の経済状況からすると、請求額27万円を全額払ってもらうのは難しそうなので、妥協に妥協して半分の13万円程度までなら譲歩してサインしてもいいかな、くらいに楽観的に考えていました。

 ところが相手の主張があまりにもかけ離れていて、これでは話し合いすら成り立ちません。
しかも自分勝手なファンタジー小説未満の馬鹿馬鹿しい主張までしてくる始末。

 被害者なのに、何でこんな酷いことを言われなければならないのか。あまりの理不尽さに怒りが湧いてきます。
 この時点から事故相手の黄中は、不注意で事故を起こした「加害者」から、戦わなければならない「敵」になりました。

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